弁護士間の某メーリングリストで弁護士の売上と所得の一覧表が送付されてきました。国税庁統計に基づく売上と所得(事業所得)の平均値と中央値の推計をみてみますと
売上総額(弁護士全体)売上平均値 所得平均値 所得中央値
2008年 7498億円 3395万円 1406万円 900万円
2009年 6886億円 2697万円 1187万円 800万円
2010年 6470億円 2443万円 1075万円 700万円
2011年 6132億円 2263万円 996万円 650万円
2012年 6134億円 2182万円 960万円 650万円
2008年から2012年までの間、業界としての経済的規模が縮小し、それにあわせて各弁護士の売上げ、所得も結構なスピードで減少していっているとのことのようです。2013年、2014年に特に明るい材料はないですから更に減少が進んでいっているのでしょう。この所得等をまだ高いとみるか、低いとみるか、人によって御意見が異なるでしょうが、従前と比べて大変な状況になっていることが国税庁の統計によっても裏付けられたということでしょうか。