2027年(平成39年)に東京(品川)、名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線について12月17日に品川駅と名古屋駅間で工事安全祈願式が行われるそうです。リニア中央新幹線では、現在の品川、名古屋間の新幹線の最短時間1時間28分から40分に大幅に短縮され、2045年(平成57年)に大阪まで全線開通されれば、東京、大阪間が1時間程度で行き来できるようになるのでしょうか。そうなれば仕事や学業、生活のスタイルが全く変わってしまうのでしょうね。ただ、2045年は31年後、87才になっているのであまり関係なさそうです。
2014年11月27日
2014年11月26日
ヨタ記事
毎日新聞が発行しているエコノミスト12月2日号に弁護士の質と題して、法曹拡充でベテラン弁護士は淘汰されるとの記事が掲載されています。根拠は、近時懲戒を受ける弁護士としては、悪質さと数でベテラン弁護士が圧倒しており、一方、新試験世代の弁護士は皆意欲的で前向きだからとのことです。この記事は「結局のところ、熱心な若い世代の増加がベテランを追いこんでいるのだとしたら、法曹人口の増加は必要な淘汰を促したという点で目的通りの成果を上げているのではないだろうか」との言葉で結ばれています。間違いです。弁護士の全体としての収入が減少しているのはその基本的な仕事である訴訟が激減しているからです。訴訟が激減しているのはおそらく裁判制度への信頼の問題ではないかと思われます。
また、ベテランに不祥事が多いのは収入が減少しているのに従前の収入を前提とした事務所経費や生活レベルのリストラをうまく進めることができなかったからではないかと思われます。熱心な若い世代が多数おられることは否定しませんが、まず、追い込まれているのは経験や信用がなく仕事を得ることが困難なそれらの世代です。若い世代の弁護士登録の抹消数からそれは明らかです。
医師試験を簡単にしろという議論はでません。人の生死にかかわるからです。弁護士は人の生死にかかわらないから試験を簡単にして、競争と淘汰の原理を持ち込んでよいと考えられているようです。しかし、十分な経済的環境のない業界に6年も勉強して25%の合格率の試験を誰が目指しますか。やる気と才能のある若い人たちに魅力のなくなった業界は落ちていくしかないように思います。
また、ベテランに不祥事が多いのは収入が減少しているのに従前の収入を前提とした事務所経費や生活レベルのリストラをうまく進めることができなかったからではないかと思われます。熱心な若い世代が多数おられることは否定しませんが、まず、追い込まれているのは経験や信用がなく仕事を得ることが困難なそれらの世代です。若い世代の弁護士登録の抹消数からそれは明らかです。
医師試験を簡単にしろという議論はでません。人の生死にかかわるからです。弁護士は人の生死にかかわらないから試験を簡単にして、競争と淘汰の原理を持ち込んでよいと考えられているようです。しかし、十分な経済的環境のない業界に6年も勉強して25%の合格率の試験を誰が目指しますか。やる気と才能のある若い人たちに魅力のなくなった業界は落ちていくしかないように思います。
posted by funatomi at 13:49| 日記