2015年01月20日

破産障害事由

 破産原因が存在し、破産手続開始の申立てがあっても破産手続開始が為されない場合があります。@会社更生や民事再生等の他の倒産処理手続が行われている場合、A手続費用の予納がない場合、B破産手続開始の申立てが不当な目的をもって為された等申立てが誠実にされたものでないと認められる場合です。
 @については他の再生型や簡易な方法の倒産手続を優先させる趣旨ですし、Aについては裁判所が破産管財人等にただ働きを強いる結果を避ける為(そもそも予納金を入れないこと自体、破産申立ての意思が真実であるか否か問題となるでしょう)、Bについては一般的な権利の濫用はこれを許さないとの趣旨からのものです。
 債権者破産等では、@やBが問題になることがあります。
posted by funatomi at 17:00| 日記